「コーパスと自然言語処理」で語彙概念と述語項構造について記述しました(2017/12/14)

朝倉出版から「コーパスと自然言語処理」松本裕治,奥村学(編)が出版されました.第6章の語彙概念と述語項構造を担当しました.
第3章の浅原先生がご担当されたところは,形態素解析のモデルル化として,HMMや最大エントロピー法,CRFの説明が分かりやすいです.Random Fieldを描いている説明はなかなか見ないです.また,教師無し学習についても記述されていて,ディリクレ過程(分布の方では無く,手続きで定義する方),Chinese restaurant processing, さらにPitman-Yor過程の説明が図と共に分かりやすく書かれていて,興味のある方は必見だと思います.